20250422
更地に戻して再構築。
0422

だるっだるで覇気なく出勤する道すがら「もう、どこへも行きたくない…」と危うく頽れそうになるのを踏みとどまり、ヨロヨロと身を起こしたら、この看板が目に入って、瞬間、全身が細胞に至るまで「はああ、どこか行きてえええええ!」と叫び出したので、自分の気分なんてちょろいもんだなと思った。
その後は、そのまま丘珠に直行し、空いてる席を行先も財布も気にせず確保して、「体調不良につき…」で始まるメールを各所に送る妄想をしてたのしんだ。
うきうきと妄想しつつ、意気揚々と歩みを進める職場構内は、春先のやわらかい青い空に柳の若芽の淡い黄緑が煙るように立ち昇っており、妄想だけでひとは生まれ変われる、まだまだ大丈夫! そんな思いを新たにしたのであった。